シャープは7月31日、業界最高クラスの感度を実現した3000mVの監視カメラ用1/3型高画素タイプのCCD「RJ2331BA0PB/RJ2341BA0PB」を発表した。

同製品は、水平解像度650本以上の高画質撮影が可能。独自のマイクロレンズ形状による受光量の拡大と、フォトダイオードからの信号を効率的に取り出す光電変換効率の向上により、従来比で約20%アップとなる業界最高クラスの感度3000mVを実現。暗い場所での撮影に適しているという。

また、フォトダイオード周辺の余分な光を遮断する独自の遮光技術により、業界最小スミア値-125dBを実現。業界トップの高感度を維持しながら、夜間のヘッドライトなどの強い光源を撮影したときに発生するスミアを抑えた。

なお、「2331BA0PB」はNTSC方式に対応し、画素数が52万画素。「RJ2341BA0PB」はPAL方式に対応し、画素数が61万画素。サンプル価格は3000円。8月10日よりサンプル出荷を開始し、11月15日より月産20万個で量産出荷を開始する予定。