ホンダ(本田技研工業、本社・東京都港区)と国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、脚力が弱った人の歩行を助けるために、ホンダが開発した歩行支援器「リズム歩行アシスト」の効果を確かめる実証実験を8月下旬から始める。

歩行支援器は、ホンダが二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の技術を応用して開発した。腰と両太ももにベルトで取り付け、脚の付け根部分の電動モーターの力で、前後の脚の動きをサポートする。全体の重さは約2.4キログラム。1回の充電で1時間以上稼動し、歩行者は適度な歩幅とリズムで歩けるという。

実証実験は、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の一環として行うもので、ホンダは歩行支援器を40台提供した。大府市内に29日オープンした同研究センターの施設「健康増進・老年病予防センター」を拠点に、約300人の高齢者たちに歩行支援器を装着してもらい、近隣の遊歩道などを歩いてもらう。約1年間かけて歩行支援器による介護予防トレーニングなどの効果を調べる。

【関連リンク】
ニュース【“触感”伝える遠隔操作ロボット開発】
ニュース【ヒトの生活支援ロボットたちが、早期の安全認証を待っている】