見富拓哉「人類は衰退しました のんびりした報告」。表紙には無数の「妖精さん」が描かれており、カバーに空いた穴から下のイラストが見える凝った装丁になっている。

見富拓哉の単行本「人類は衰退しました のんびりした報告」が、本日7月30日に小学館から発売された。COMIC ZINでは描き下ろしイラストを印刷したカードを配布中だ。

「人類は衰退しました のんびりした報告」は、田中ロミオのライトノベルを原作としたコミカライズ作品。人類が衰退の道を歩む中で、世界には「妖精さん」と呼ばれる新人類が誕生した。調停官に選ばれた旧人類の少女が「妖精さん」との間に立ち、その生態を観察する様子を描いている。

単行本の装丁は、五十嵐大介「海獣の子供」も手がけているchutteによるもの。カバーに丸く穴を空け、下の表紙イラストを覗かせる特殊加工が目を引くデザインになっている。また第1話の巻頭カラーページ付き。