国土地理院は7月26日、Web地図サービス「電子国土Webシステム」において、地図データの形式と画面レイアウトを変更し、利用者からの意見を集めることを目的に、「電子国土Webシステム(Ver.4)」を試験公開した。

今回の変更では、地図データの形式が民間の地図サービスで広く使われている形式と同じになった。これにより既存アプリケーションとの互換性が高まり、地図データがさらに使いやすくなるという。

地図データ形式の変更

画面レイアウトに関しても、地図の種類切り替え操作が簡単になるなど、民間の地図サービスを参考に改良が加えられている。

画面レイアウトの変更

なお、地図データのデザインについては従来のデザインを変更せずに公開し、今後「電子国土基本図のあり方検討会」での検討をもとに修正した地図データを8月中に別途公開する予定となっている。