NECは7月24日、インフォマティカ・ジャパンとの協業を強化し、インフォマティカのデータ統合プラットフォームにおける重要なコンポーネント「Informatica PowerCenter(以下、PowerCenter)」を活用したデータ移行によるシステム構築サービスを強化すると発表した。

PowerCenter、Data Quality活用によるメリット

従来、データ移行を行うには、データ移行ツールを購入するか、個別に移行プログラムを開発する必要があった。しかし、データ移行ツールには1度の移行のために購入するには費用対効果の点で、個別の移行プログラムの開発にはコストは抑えられるが、既存システムのデータ分析や不正データの検出/除去などの作業負荷やデータ移行時間がかかるという課題があった。

NECは、今回のインフォマティカとの協業強化により、国内で初めてPowerCenterを期間ライセンスとして提供する。これによって企業はデータ移行ツールを月額料金で利用でき、従来に比べ作業負荷を軽減しながら高速かつ高い確実性を確保したデータ移行を実現できるという。