Firefox web browser - Faster, more secure & customizable

先週Firefox 14が公開されたばかりだが、Mozillaでは早くも次のリリースに向けた作業が行われている。次期リリースであるFirefox 15がベータチャンネルに移行され、Firefox 15ベータが公開された。

Firefox 15では、アドオンにおけるメモリ管理が大幅に改善されている。これはメモリ削減の取り組みを行なっているMemShrinkプロジェクトの成果によるもの。また、設定画面をブラウザに表示できる機能の追加や、プラグインなしにPDFを表示できるPDFビューワが取り込まれている。

Web開発者向けの機能も追加されている。例えば、JavaScript用のデバッグツールや、様々なディスプレイサイズでのサイト表示を確認するレスポンシブデザインデザインビュー、ボックスモデルのサイズを確認できるレイアウトビューなどが追加されている。

その他にも、正確に時間を測定できる高精度イベントタイマーの対応、IETF標準の音声コーデックであるOpusのサポート、ファイル管理アプリケーション向けのDevice Storage APIのサポートなどが加わっている。

Firefox 15はWindows/Mac/Linux/Androidの各プラットフォームに対応しており、8月28日の正式リリースが決定している。Firefox 15に搭載予定の機能ついてはこちらに詳細な情報が掲載されている。