日本HPは、15インチタッチスクリーンディスプレイを搭載したPOS端末「HP RP7 Retail System Model7800」とオプション7製品を発表した。7月26日から販売を開始し、9月下旬より出荷が開始される。価格は17万8,500円(本体のみ)から。

「HP RP7 Retail System Model7800」

同社のPOSは、基本的にパソコンで、それに耐温度性能(摂氏40度)、防塵・防滴性能などの設置性能を強化した製品になっている。そのため、既存の周辺機器を接続できるというフレキシビリティが特徴だ。

日本HP パーソナルシステムズ事業統括 クライアントソリューション製品本部 本部長 九嶋俊一氏

日本HP パーソナルシステムズ事業統括 クライアントソリューション製品本部 本部長 九嶋俊一氏は、「構成はすべてパソコンだが、耐温度性能など、従来のパソコンで足りなりなかった部分を補ってPOSとして提供している。HPは、日本で2010年からPOS事業を展開しているが、今回は一体型POSのリフレッシュが大きな目玉になる。昨今、POSはパソコンと同じ部品が使われているにもかかわらず、メーカーにより垂直統合されている。そこで、HPではパソコン化したオープンでフレキシビリティのあるPOSを提供し、垂直統合型から水平統合型に変更していき、製品の価値を向上させていく」と語る。

日本HP パーソナルシステムズ事業統括 クライアントソリューション製品本部 プロダクトマネージャー 浦野敏明氏は、新製品の特徴として、スタイリッシュ、フレキシブル、パワフルの3点を挙げた。

新製品の特徴

スタイリッシュでは、省スペースでさまざまな店舗の内装にフィットする現代的なデザインである点を、パワフルでは、インテルの高性能CPUやDDR3メモリ、大容量HDD/SSDなどを採用している点を、そして、フレキシブルでは、ディスプレイの角度や高さを変えられる点のほか、指紋リーダー、カードリーダー、Webカメラ、背面ディスプレイなどのオプションが用意されている点を挙げた。

ディスプレイの角度や高さを変えられる点を説明する日本HP パーソナルシステムズ事業統括 クライアントソリューション製品本部 プロダクトマネージャー 浦野敏明氏

また、POS以外にも、デジタルサイネージ、電子カタログの表示端末、テレビ電話、在庫検索端末など、複数の用途に利用できる点も大きな特徴だという。

4機種の価格は、Intel Celeron G540/2GBメモリ/320GB HDD/Windows Embedded POSReady 2009搭載モデルが17万8,500円、Intel Celeron G540/2GBメモリ/320GB HDD/Windows7 Professional 32bitモデルが18万9,000円、Intel Core i3-2120/4GBメモリ/128GB SSD/Windows Embedded POSReady 2009搭載モデルが22万500円、Intel Core i3-2120/4GBメモリ/128GB SSD/Windows 7 Professional 32bit搭載モデルが23万1,000円。

オプションとしては、HP リテール デュアルヘッド磁気カードリーダー(1万2,360円)、HP リテール 指紋リーダー(1万5,750円)、HP リテール Webカメラ(6,300円)、HP リテール RP7 VFDカスタマーディスプレイ(29,400円)、HP リテール RP7 10.4インチ カスタマーディスプレイ(6万3,000円)、HP スタンダードキャッシュドロアー(1万3,650円)、HP Serial/USB レシートプリンター(5万400円)がある。

オプションの「HP リテール RP7 10.4インチ カスタマーディスプレイ」

「HP Serial/USB レシートプリンター」と「HP スタンダードキャッシュドロアー」

また今後、土日、祝日を含む365日オンサイト修理対応を行う有償サポートサービス「HP Care Pack 休日修理サービス」を、POS端末向けPC製品にも提供する。