深作農園は農家がこだわりぬいた素材や手作りの製法で焼いたバームクーヘン「HOKOTA BAUM(ホコタ バウム)」が、2012年のDLG(ドイツ農業協会国際食品品質品評会)、ITQI(国際味覚審査機構)、モンドセレクションの3つの食品品評会で同時受賞した。3大会同時受賞は世界初とのこと。

ホコタ バウムは厳選素材とこだわりの製法で作られたプレミアムバームクーヘン。特にこだわったのは一番味に差が出る卵で、同社の農園で飼育している放し飼いの鶏が、その日に生んだ新鮮な卵だけを使用しているという。さらにオープン型キッチンでの製作にこだわっているのも特長。一層一層丁寧に焼きあげる姿や、出来上がったバウムクーヘンをスライスしているところなど、完成までの一連の工程を見ることもできる。

自社農園の鶏がその日に生んだ新鮮な卵だけを使用

今回は同商品で「モンドセレクション」金賞受賞。同賞は2年連続金賞受賞となった。世界で最も古い加工食品の品質を競う審査会「DLGドイツ農業協会 国際食品品質品評会」では金賞を受賞。さらにEU食品業界では、「食品のミシュランガイド」とも呼ばれる「 ITQI国際味覚審査機構」で2ツ星を受賞した。

同社は今回の出品において、「日本商品の安全性を世界にPRできた」としている。2011年3月11日に発生した東日本大震災以後、福島原子力発電所の事故を受けて、海外(特にEU)において輸出が大変難しい状況のなか、卵やバームクーヘンに放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137の検査を実施。「検出せず」の証明書をつけての出品・受賞は、世界が日本の放射性物質を懸念するなか、意味があることと同社はコメントしている。

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