伊予銀行は16日、香港支店において、人民元建ての普通預金口座開設や送金、通貨交換の業務を開始した。

これにより、香港支店の取扱い通貨は、円、米ドル、香港ドル、人民元となる。同業務の開始前までは、香港支店の顧客が中国企業や現地の日系企業と取引する際には、人民元以外の通貨で代金決済を行う必要があったが、今後は、香港支店の人民元建て普通預金口座などを利用できるようになり、為替リスクや通貨交換による為替手数料の軽減を通じて、よりスムーズな取引が可能となる。同行は、「今後も顧客の海外進出に役立つサービスを提供していく」としている。

【関連リンク】

伊予銀行、「インターネットバンキング」がスマホで利用可能に

セブン銀行、来春めどに伊予銀行とATM利用提携を実施

伊予銀行、証券子会社「いよぎん証券」設立-10月開業を予定