有機食材宅配で知られる大地を守る会では、放射能問題の専門家を招いて、消費者のための放射能連続講座を開催中。次回の講座は7月21日に開かれる。
素人ではなかなかわからない、放射能問題の実態を解説
この講座は、昨年3月12日に発生した東京電力福島第一原発の事故以降、いまだに続く放射能問題に対する消費者の不安を、少しでも解消するために企画されたもの。これまで合計231名(第1回122名、第2回109名)が参加するなど、高い関心を集めている。消費者の関心の高い6つのテーマを設定し、汚染の実態と今後の予測、海の汚染状況、低線量内部被ばくの問題など、それぞれの専門家が講演を行う。
7月21の第3回は「測定を市民のために~陰膳法から学ぶ~」がテーマ。各地の自治体で取り組みの始まっている「給食まるごとセシウム検査」など、放射能測定機器を私たちの生活にどう生かすべきかを学ぶ。参加希望の人は「大地を守る会公式ホームページ」より申し込みを。
【第3回イベント概要】
■タイトル:「測定を市民のために~陰膳法から学ぶ~」
■講師:早野龍五氏(東京大学大学院理学系研究科教授)
■コーディネーター:津田大介氏(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
■日時:7月21日 13:30~16:00
■場所:千代田区立日比谷図書文化館
■参加費:大地を守る会の宅配会員・ウェブストアユーザーは無料。非会員は500円。
【関連リンク】 |