熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

週末に大ネタが飛び込んできた

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●「東MAX・安めぐみ、涙の豪華披露宴」【スッキリ】【ミヤネ】

披露宴を開催した東MAXと安めぐみ→この写真の記事を読む

招待客380人、金箔のウェディングケーキ、100万円札のてぬぐい、江戸切子のペアグラスなど、“浅草のお坊ちゃん"らしい大型披露宴だけに、各局がそろって報道。天国の父・東八郎への感謝、父親代わりで出席した欽ちゃんとの絆、「実は私ニセモノの金持ちですのでご指導お願いします」の謝辞など、東MAXが男を上げた印象だ。

【スッキリ】では、加藤浩次が「安ちゃんキレイですね~。東くんうらやましいな」、テリー伊藤も「(東は)人柄の優しさがあるから、みんなが嫉妬するくらいのめぐみちゃんを手に入れたんだろうね。もう夜遊びなんてできない!」と祝福。一方、安と『トゥナイト』で共演していた勝谷誠彦は「見てなかった。ごめん」とおとぼけ。幸せネタが苦手なのだ。

【ミヤネ】は、お得意の下世話路線。「披露宴はいくらかかったか?」、わざわざ現役ウェディング・プランナーに検証してもらい、「5000~6000万円。芸能人らしさはあまり感じられなかった」とコメントさせていた。ちなみに番組レギュラーで披露宴出席者のガダルカナル・タカは、「祝儀は10万円以上50万円以内で納めました。ユーロで!」。ユーロはさておき、これが芸能人の相場だ。

多くの芸能人がテレビカメラに映る中、Take2の相方・深沢邦之の姿は全く見られず。もちろん出席しているのに何とも悲しすぎる。さらに、深沢の妻・田中美佐子は出席すらしていなかったようだ。

●「大林素子が真剣交際!? 恋の2ショット現場を激撮」【ミヤネ】

「おつき合いはしていない」宣言から約2カ月、大林が噂の彼・加茂大典さんが住む、淡路島観光協会のイベント『はも道中』に参加。報道後も会っていた上に、女将修行の一貫として参加していたという事実が発覚した。

リポーターの直撃を受けた大林は、「本当にマジメに楽しく始まったかな、みたいな」「宮根さん、これ以上はほっといてください」と笑顔で告白。何とすでにつき合っているようだ。しかし、番組はその後、イベントの打ち上げ会場に押しかけてしまう。会場が川床の店だったため、大林の横に座って談笑する彼との2ショット姿が丸見え。いや、ホントにもうほっといてあげて欲しい……。ただ、淡路島観光の関係者がリークしているかもしれないが。

●「羽鳥が憧れの高田純次と対談。テキトーが炸裂!」【バード】

著書のデジタル版の売れ行きも好調だ

羽鳥慎一は、VTRの前から「リアクションが早い。頭の回転が速くて追いつけない」と高田を大絶賛。「尊敬する人物であり、インタビューできてうれしい」という。

尊敬する人は? という質問に、「二宮金次郎でしたね。食べ物はカツ丼が好きですけど」とテキトークスタート。長く続ける秘けつを聞くと「きちんと朝起きないとね。今5時起きなの? なら3時まで遊べるね」。どうしたら高田になれるか聞かれれば、「僕の本を1万部ずつ買うこと」。「赤江珠緒を知っている?」という質問に至っては「3カ月ほど暮らしたことがある。会ったことはないか」と、もはや制御不能。

最後に渡された色紙に書いたメッセージは、「コンサートよりインサート」。朝の番組なのに……これには羽鳥も「これを3秒で書いてくれた。意味はありません」と早口で切り上げるしかなかった。

高田を尊敬する理由として、「若手よりも貪欲。文言を見習うかは別として、この姿勢は見習いたい」と語る羽鳥。アナウンサーは何より文言が大事だ。

●「デビュー20周年の安室奈美恵 アジア各所でキャンペーン」【スッキリ】

アジアキャンペーンの現地会見に臨んだ安室奈美恵→この写真の記事を読む

20周年記念アルバムに、自身初となる全編英語詞の楽曲を入れ、台湾、香港、シンガポールをめぐるツアーを行った安室。3つの空港でファン1000人以上、スタッフ100人以上が集まるという大フィーバーだった。これを見たテリー伊藤は「スゴイね!」と大興奮、天の声(山里亮太)も「世界的なスターです」と大称賛。2010年のアルバムでは、アジア5カ国でチャート1位を獲得していただけに、今回はそれ以上との声も。できれば【知り】で取り上げてもらって、田村淳のコメントも聞きたい。今後のためにどうかいい恋愛を。

●「人気子役・谷花音、小林星蘭がユニット結成&公開レコーディング」【スッキリ】

ユニット名は二人の名前から“すたーふらわー"。歌う姿が映されただけで、「かわいい」「楽しそう」「癒された」とスタジオは大さわぎ。ともにCM出演は10本を超え、すでに「芦田愛菜ちゃん人気を超えた」と言われる超売れっ子役なのだ。しかし、加藤浩次だけは「ヘラヘラしてても許される」と毒を吐く。

好きなタイプを聞かれた花音ちゃんは、「坂口憲二さん。でも1つ年上くらいがいい」と返事。大人ぶらず子どもらしさを残したナイスコメントだ。最近ハマっていることを聞かれた星蘭ちゃんは、「女子会。遊んでいるのをそう呼んでいます」とこれまたナイスコメント。「“ちょいマセキッズ"は売れる!」ことを知ってるのか、誰かが教えているのか、天賦の才か。

谷花音ちゃん(左)と小林星蘭ちゃん(右)

●「泥沼から急転直下! トム・クルーズ正式離婚へ」【とくダネ】

信仰が夫婦の仲を裂くこともある……この写真の記事を読む→この写真の記事を読む
(C)BANG Media International

「(娘である)スリの利益を最優先に考え、2人で協力していく」と声明を出したトム。これにデーブ・スペクターは、「ケイティ(・ホームズ)の完全勝利ですね」とコメントした。

デーブによると、ケイティがスリちゃんの“普通の子計画"を推し進めているという。トムが信仰する新興宗教から遠ざけて、一般人の子と遊ばせ、さらにトムが会うときは必ず監視役をつけるという徹底ぶりだ。

番組はさらに、離婚が決まって、生活や仕事を楽しむケイティの姿を紹介。笠井アナが、「日本でも離婚で生き生きとする女性がいますよね。誰とは言いませんが」と小倉智昭に意味深な笑顔で話しかけた。身内のことなのか、タレントのことなのか、いずれにしても、いち社員にすぎない局アナとしてあるまじき発言。

●「過去最高! 平均384万円。妻のへそくり貯蓄術」【とくダネ】【スッキリ】

某保険会社の調査で、「主婦のへそくりが平均384万円で過去最高」という驚きの結果が出た。

【とくダネ】は、主婦に錬金術をインタビュー取材。「結婚前に貯めたお金をこっそり」「親の遺産をへそくりに」「20年間パートなどでコツコツ貯めた」などの回答に、菊川怜は「やりくり上手だなって思っちゃいました」と笑い、高木美保は「(生活防衛などの)理由が真剣だから貯まるんでしょうね」と納得顔。

【スッキリ】は、へそくりの理由に注目。1位は「老後のため」、2位は「自分の趣味買い物」、3位は「家族の病気」と紹介したあと、7位の理由を聞かれたテリー伊藤は「夜遊びだな」、加藤浩次は「ホストクラブだな」と予想したが、正解は「離婚の備え」。加藤は「そうなったらなったで、腹くくるしかない」と苦笑いしていた。

ところでインタビューは、へそくりの金額や隠し場所まで明かしていたが、【とくダネ】のボカシ入りに対して、【スッキリ】はお顔丸出し。夫にバレてケンカにならないのか。

●「生後わずか6日、赤ちゃんパンダ肺炎で急死」【スッキリ】【とくダネ】

上野動物園のパンダ・シンシンの赤ちゃんが肺炎で亡くなった。自然交配では同園初の赤ちゃんであり、喜びは大きかった分、落胆の色は隠せない。園長は「動物園ですからいろいろな動物が亡くなるのですが、今回は飼育員が徹夜で頑張っていただけに彼らの顔を浮かべるとショックです」と涙ぐみ、上野観光連盟の事務局長も「わが子のように思っていたので、目の前が真っ暗になりました」と沈痛な表情。出産祝いで作ったパンダお面が6万枚今日届くというのも辛い。また、上野の街では、お祝いの垂れ幕や張り紙をあわてて取り外し、あやかりメニューも急きょ廃止。しかし、パンダの初産は、6~7割が1週間で亡くなってしまうというから、フィーバーしすぎ&プレッシャーをかけすぎではなかったか。

加藤浩次は「リーリーとシンシンの相性はいいですから」、テリー伊藤も「(シンシンは)まだ7歳だからあと10年くらい(出産は)大丈夫でしょう」と来年の出産に期待を寄せていた。パンダ飼育員とは、いかに過酷な仕事なのか。

●「世界一有名なティーン、ジャスティン・ビーバー生出演」【スッキリ】

セレーナ・ゴメスとの恋愛も順調なジャスティン。この写真の記事を読む→この写真の記事を読む
(C)BANG Media International

来日以降、『笑っていいとも!』への生出演にはじまり、各局各番組へのインタビュー、1000人限定のファンミーティングなど大忙しのビーバーくん。

この日は生出演で歌うはずだったが、「体調を崩した」という理由からキャンセル。「時差ボケと世界中を回るハードスケジュールが原因」と話すビーバーくんの顔はどこか沈んでいる。しかし、加藤浩次が「無理しなくていいよ」と声をかけると、ビーバーくんは「次回はその分2曲歌う」と前向きな姿勢を見せた。確かに超親日家のビーバーくんなら、すぐに実現させてくれるだろう。

しかし、番組はここでなぜか、「卓球が得意」というビーバーくんvs加藤の対決に。ポイントを取る度に絶叫するビーバーくんに「ホントに体調不良なのかよ!」とツッコミを入れるテリー伊藤。結局8対2でビーバーくんが圧勝し、加藤に土下座させていた。彼は歌に完璧を求めるプロフェッショナルなのか、ティーンゆえのきまぐれなのか。

●「安めぐみ、東MAXとの新婚生活を語る」【スッキリ】

振り込め詐欺防止イベントに出演し、「常に大金を持っているので気をつけて」と金持ちキャラの夫を気づかう新婚の安。イベントにひっかけて防止したいことを聞かれると、「旦那さんが毎晩飲んで帰ってきて週6で床で寝ちゃうんですよ。一緒にベッドで寝たいのでやめさせたい」とはにかんだ。新妻タレントとしては満点のコメントだ。

さらに、安がケンカ後の仲直り方法をスタジオに問いかけると、加藤浩次が「ブラジャーに1万円をはさむんでしょ!」と即答。けっきょく答えは「愛してるよ」とぎっしり書き込まれたメールを送ってくることだったが、これでツッコミスイッチが入る。ノロける安にミッツマングローブが「どうせ保存してあるのよ!」、加藤も「コピー&ペーストだろ!」と吐き捨てた。安の新妻キャラ、年内までは安泰だろう。

●「映画化、『いわさきちひろ』の知られざる人物像」【バード】

黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』や、アンデルセンの『あかいくつ』などで、多くの人が一度は見たことがあるだろう、いわさきちひろの絵。没後約40年の今、映画『いわさきちひろ~27歳の旅立ち』が公開される。

番組はその生涯をクローズアップ。20歳で親の決めた相手と結婚するがすぐに死別。その後、戦争の苦しい時期を経て再婚。失業中の夫を絵筆一本で支え、「絵が甘すぎる」と批判されても画風は決して変えなかったという。彼女は芸術家たちの権利を訴え続け、ベトナム戦争の終結を願いつつ、55歳の若さで亡くなった。

羽鳥慎一が「鉄を真綿でくるんだような人。当たりはやわらかいが芯の強い方だったようです」と紹介すると、藤巻幸大は「普遍的なスタイルの絵。今なおすごいメッセージを残し続ける方ですね」と称賛。透明感であふれる水彩画の裏側には、激動の人生と深いメッセージがあったのだ。


今週はとりたてて大きな芸能ニュースはなし……と思っていたら、戸田恵梨香&綾野剛という大型カップルの熱愛がスクープされた。

ワイドショーでの扱いこそなかったが、綾野といえば引く手あまたの最旬俳優。特に30~50代女性のファンが多いため、週刊誌系パパラッチから常に狙われているにも関わらず、戸田の地元・神戸での堂々たるデートぶり。2010年にも交際報道があり、今回も2つの週刊誌に撮られただけに、「結婚!?」の声も。綾野の事務所は、結婚に理解があることで知られているが……。

しかし、週刊誌で戸田の父親が、元彼として関ジャニ∞村上信五と松山ケンイチの名を挙げていたが、2人にとっては思わぬとばっちりだ。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG!』(日テレ系)などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など