シャープは7月10日、電子黒板として使用するタッチディスプレイ「BIG PAD」と、タブレット端末の間でデータの送受信などができる連携ソフト「タッチディスプレイリンク」(PN-SL01)を発売すると発表した。価格はオープン。

このソフトは、「BIG PAD」に接続したパソコンにインストールし、各自のタブレット端末と無線LAN環境下で連携することで、データの送受信や表示画面の連動を可能とする。

具体的には、使用する資料をタブレット端末から「BIG PAD」へデータ送信することで、会議に参加しているメンバーのタブレット端末にも「BIG PAD」上の画面が表示され、資料を共有でき、会議中は、「BIG PAD」に手書きした内容がタブレット端末にも連動して表示されるほか、タブレット端末で「BIG PAD」に表示したデータの拡大・縮小、ページ送りなどの操作を行える。

連携イメージ

また、会議後は「BIG PAD」に書き込んだ内容を保存し、議事録としてタブレット端末に一斉配信することもできる。

さらに、タブレット端末内蔵のカメラで紙の資料を撮影し、画像を補正して「BIG PAD」に表示することも可能。なお、カメラ画像の補正機能は、同社製のカメラ機能付きタブレット端末でのみ使用可能。

対応機種は、Android 2.3、3.2、4.0搭載の同社製タブレット端末およびiPad。同時に接続可能な台数は最大20台。