Google、従業員の位置情報をリアルタイムで管理「Google Maps Coordinate」

  [2012/07/11]

Googleは7月10日、ビジネスリーダー向けのイベント「Atmosphere on Tour」を東京都内で開催した。開催にあわせ、6月に発表されたエンタープライズ向けGoogle Mapsの新機能「Google Maps Coordinate」の国内での提供開始や、GoogleのデータセンターでLinux仮想マシンを利用できる「Google Compute Engine」についてのメディア向け説明会が行われた。

Google Maps Coordinateは、オフィス外にいる社員の位置情報や行動履歴をGoogle Mapsに表示できる機能をベースとしている。IDCの調査による"2015年までに13億人以上がモバイルワーカーになる(組織の約38%)"といったレポートも発表されており、同アプリはこうしたモバイルワーカーを含むさまざまなワーカーをオフィスで管理・把握するソリューションとなる。

Android 2.3 / 3.0 / 4.0を搭載したスマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、モバイルワーカーをリアルタイムに位置情報を確認して共有することや、位置情報データの行動履歴の記録などが可能となる。管理側では、それぞれのモバイルワーカーをチームごとに組織して把握することや、ワーカーへのジョブ割り当て、またこのような作業状況の可視化や効率化が可能となっており、APIを利用して既存システムとの連携もできる。

また、Google I/Oで発表されたIaaS製品「Google Compute Engine」についても提供が開始された。Google Compute Engineでは、Linux仮想マシンを稼働させることが可能で、Google Cloud Platformの1製品として公開当初は限定プレビュー版で提供される。Linux VMはオンデマンドで起動でき、仮想1コアにつき3.75GBのメモリが割り当てられる。スケーラビリティとハイパフォーマンスが特徴となっており、コストについても、同社のグローバルでのデータセンターが持つ「規模の経済」効果を生かし、"他社に比べ2分の1程度のコスト"で提供可能だという。

価格表(抜粋)

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