五藤光学研究所は東京都西東京市の多摩六都科学館に最先端のプラネタリウムシステム「ケイロンII・ハイブリッド」を納入・設置したことを発表した。プラネタリウムは7月7日から一般公開されている。

五藤光学研究所は天文機器の総合メーカーで、1959年に光学式プラネタリウムの開発に成功し、国内外に多数の納入実績がある。今回納入されたケイロンII・ハイブリッドは、リアルで美しい星空の表現が可能な光学式プラネタリウム「ケイロンII」と、高精細映像を実現する全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」で構成されるハイブリッド・プラネタリウム。CGや星座名などのほか、映画や風景パノラマもドーム全天に投影可能で、最新の天文学による各種データを利用した「宇宙空間を旅するかのような演出」も行えるという。

光学式プラネタリウムのケイロンIIは光源に高輝度LEDを採用し、大型ドームでもLEDの配光特性を活用したリアルな表現が特徴。投影可能な星の数は約1億4000万個にのぼるという。また、デジタルプラネタリウムのバーチャリウムIIは、ドーム全天に高精細映像を映し出すためのシステムで、2台の4Kプロジェクターに4K×4K解像度対応の専用レンズを備える。

ケイロンII

多摩六都科学館は生涯学習の場を提供する目的で1994年に開館され、累積入館者数は200万人以上。今回、同館はケイロンII・ハイブリッドの設置にあわせて、ペアシート(2シート×5座席)や階段LED照明、車椅子用スペースの増設や多国語システムの導入などのリニューアルを行っている。各座席には回答端末が備えられ、集計結果を即座にドームに表示することもできるという。

多摩六都科学館のWebサイトイメージ