ダイアナ元妃死亡事故を巡るドキュメンタリー映画『アンローフル・キリング』が公開中止となった。
キース・アレンが監督を務めた本作は、1997年にダイアナ元妃と当時交際していたエジプト大富豪の息子ドディ・アルファイドが、パリの自動車事故で死亡した事件を追っており、ダイアナ元妃は事故死ではなく殺害されたという主張を展開したものになっているという。しかし、映画のプロデューサー陣が本作の配給元を法的措置から守れる保証がないと判断した結果、公開中止に追い込まれる形となった模様。
もともと本作は、ダイアナ元妃の死から15周年を記念し、アメリカでは今年8月に上映を予定していた。しかし、弁護士団がイギリスでの上映前に対処すべき87の申し立てがあると警告しており、もしそれでも公開に踏み切るのであれば、本作を担当する映画配給会社の各ヨーロッパ支店を法的な保護が必要だった。
『アンローフル・キリング』の広報担当者はこう語っている。「『アンローフル・キリング』は全世界に配給販売がすでになされています。しかし、フランスとイギリスにもあるアメリカの配給会社の支社を法的に保護するための何らかの保証が必要なのです。しかしその保証を得ることは不可能と判断されました。したがって、この作品が上映されることは永久にありません」
250万ポンド(約3億1,000万円)の予算をかけて制作された『アンローフル・キリング』は、1997年の事件以来一貫して事件の他殺性を主張してきた、ドディの父親モハメド・アルファイド氏によって資金援助を受けていた。ダイアナ元妃を巡る映画はこの他にも、ナオミ・ワッツ主演の『ダイアナ』が現在撮影中で、先日ダイアナ元妃を演じるナオミの写真が初公開されたばかりだ。
(C)BANG Media International
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