NASAが「Image of the Day」で取り上げた写真の中から、印象的な形を作り上げている現象を紹介する。
この色鮮やかな回転花火銀河(M101)の画像は、赤外線、可視光、紫外線、およびX線から構成されており、この銀河のアームに若い星と古い星が同等に散らばっていることが分かる。
上記のような合成画像では、ある部分の特徴が、他の部分とどのように一致しているかを知ることが出来る。回転花火銀河はおおぐま座の中にあり、天の川銀河の1.7倍の大きさ、直径17万光年で、地球から2100万光年の彼方に位置する。この画像に映っている光は、人類が地球上に現れるよりも遙かに前の2100万年前に、回転花火銀河から発せられたものである。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した惑星状星雲「NGC7026」である。はくちょう座の尾の先にある蝶のような形をしたこの星雲は、発光するガスと塵でできており、太陽と似た性質を持つ星の残骸だ。惑星状星雲は、その名前に反して惑星とは何の関係も持たないものであり、実際には、中型の星が消滅する際に起こる短命の現象である。
星の核燃料が切れると、外側の層が膨らんではじけ、高温の星の核だけが残る。ガス状の外皮が高温になると、その中の原子が活性化され、ガス状の外皮は蛍光灯のサインのように明るくなる。私たちが目にする蛍光灯のサインの色は、中に充満されるガスの種類によって決まるが、同じ事が星雲にも言える。星雲の鮮やかな色はその中に存在するガスによって生み出されている。
この画像は、2012年6月5日に金星が太陽面に近づく様子を捉えたもの。金環日食に次ぐ天体ショーとなったこの現象は、日本でも多くの注目を集めた。ちなみに、このような金星の通過が次に起こるのは2117年である。
この画像は、太陽のコロナホールを表している。コロナホールとは、太陽のコロナが暗い領域のことである。この特徴は、太陽面にあるコロナの構造を明らかにする目的で、X線望遠鏡が地球の大気上を初めて飛んだ時に発見された。コロナホールは、「開かれた」磁場ラインと関係があり、しばしば太陽の両極に存在することが確認されている。高速の太陽風は、コロナホールで発生することが知られている。
ホールから流出する太陽風が地球に到着するのは2012年6月5日から7日だとされた。また、NASAのコメントによれば、コロナホールの黒い部分が「『セサミストリート』に登場するビッグバードによく似ている」とのことだが、どう見えるだろうか。
スペースシャトル「エンタープライズ」は2012年6月6日、ハドソン川の上、自由の女神像の前を通ってイントレピッド海上航空宇宙博物館へ向かった。この博物館において、エンタープライズは永久展示される。
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