リンクとエーティーワークスが共同で展開しているホスティングサービス「at+link」は、7月10日より企業向けパブリック型IaaS 「at+linkクラウド」の提供を開始すると発表した。

IaaSでは一般的に、ユーザーがコントロールパネル上でサーバの作成・ネットワークの構築・運用を行い、トラブル時も対応する必要があるのに対し、at+linkクラウドは最短1分でサーバを作成できるなど、操作性の高いコントロールパネルを提供している。

at+link クラウドのコントロールパネル。サーバがラッキングされているかのようなインタフェースとなっている

加えて、at+linkクラウドはフロントのWebサーバをat+linkクラウド、データベースサーバは物理サーバにするといったハイブリッド型の運用が可能な点も特徴だ。物理サーバとして、Fusion-ioの高速デバイス「ioDrive」との接続にも対応しているため、自由度の高い構成を組むことができる。

at+link クラウドの構成例

at+linkクラウドはサポートも重視されており、コントロールパネル上の操作に関するサポートに加えて、サーバにログインして設定や確認代行を行う「OSレイヤーのサポート」を標準で提供する。

利用料は、日課金と月課金から選択可能で、最小プランの「CPU1コア、メモリ1GB」の場合、日課金で460円、月課金で1万1,500円となっている。