インターネット利用者が遭遇しやすい"三大脅威"を発表 -カスペルスキー

  [2012/07/03]

カスペルスキーは、市場調査会社のHarris Interactiveがアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインのインターネットユーザー約9,000人を対象に行った調査の結果を発表した。同調査は、2012年2月から3月にかけてHarris Interactiveのアナリストが行ったもの。

調査の結果、対象者のうち24%が、使用しているコンピュータを「安全な状態に保つため」、偽のアンチウイルス製品をインストールするように勧められた経験があると回答した。一般的に、これらの不正プログラムへのリンクは、コンピュータが感染したという偽の警告とともにポップアップメッセージに表示される。

また、もう1つの一般的な脅威としてメールがあり、約3人に1人のユーザー(31%)が大量のスパムメールに悩まされていることが分かった。同社が2012年3月度に行ったレポートでが、世界中のメールのトラフィックのうち、75%が未承諾文書であったことがわかっており、メールを利用した脅威が多いことをうかがわせる。

銀行やサイト管理者と称してログインIDやパスワード、その他の個人情報を要求するメールは23%に達すると言われており、ユーザーのうち27%が、疑わしい添付ファイルやリンク(あるいはSNS内の同様のメッセージ)を受け取っている。さらに回答者の18%が必要なメールとスパムを区別するのに苦労しており、この事実は問題をさらに深刻化させていることがうかがえる。

これらの結果より、カスペルスキーは「スパム、フィッシングメール、偽アンチウイルスは、インターネットユーザーが最も頻繁に遭遇する三大脅威である」という結論を導き出しており、特に偽のアンチウイルス製品に関しては、同社のKasperskyLabアンチウイルス製品群のような、信頼できるメーカーのソフトウェアをインストールすることが脅威を避ける上で最善策だと指摘している。また、日常的にオンラインにつながっているユーザーほど広範囲な脅威にさらされており、コンピュータやモバイル端末用の最新の保護ツールを必要としているとも指摘している。

なお、調査によって判明した3種の脅威は、ロシア在住のユーザーに対してより大きな影響を及ぼしていると思しきデータも見られるという。ロシアのユーザーは、不愉快なポップアップウィンドウ(52%)、PCがウイルス感染しているという偽の警告(48%)、自動的に開かれる迷惑なWebページ(23%)に遭遇する確率が、他の国のユーザーの2倍であるという結果が出ている。また、ヨーロッパやアメリカのユーザーよりもロシアのユーザーが遭遇する確率が低いオンライン上の脅威は、フィッシングメッセージのみだったという。

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