jQuery: The Write Less, Do More, JavaScript Library

The jQuery Foundationは28日(米国時間)、公式ブログにおいてjQeuryのロードマップを発表した。jQeuryチームによると、将来のjQueryではInternet Explorer 9のみをサポートし、Internet Explorer 6/7/8などの古いIEについては一部の機能をサポートから外していくことを検討しているという。

jQueryチームは現在次期リリースとしてjQuery 1.8を開発しており、1ヵ月以内のリリースを目指している。jQuery 1.8では、不安定な機能や非効率な機能、すでに無用となった機能などの削除が行われている。また、2013年初期に公開予定のjQuery 1.9では、IE固有で非推奨のインタフェースを削除し、プラグインや代替APIでIE 6/7/8のサポートを行うように変更するという。jQuery 1.9の公開後は、切り替えによって生じたバグの修正をjQuery 1.9.xで行っていくとしている。

さらに、jQuery 2.0ではjQuery 1.9と同じAPIをサポートするが、IE 6/7/8の「borked event model」のような機能や、IE 7の「attroperties」、「HTML5 shims」のサポートを打ち切っていくという。jQueryチームではこの発表後、ブログに寄せられた質問に対するQ&Aを公開しており、2.0のリリース後も1.9のサポートを続けていくことやjQuery 2.1は少なくとも2014年までは公開されないこと、jQuery 1.9のサポート期限についてなどが説明されている。