同シリーズの原案をジョージ・ルーカスとともに創り上げてきたスティーブン・スピルバーグ (C)BANG Media International

映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの全4作品を収録したブルーレイ・ボックスが、9月14日に発売されることが決定した。

スティーヴン・スピルバーグ監督が監修した今回のHD版では、音響デザイナーのベン・バートがサウンド編集を担当し、オリジナルのフィルムネガをハイビジョンの4倍の情報量の4Kでスキャンして、ひとコマずつ損傷したネガを修復したという。また、ベンにより1981年以降保管されていた未使用のオリジナルマスターミックスを利用してサウンドデザインを丁寧に行い、公開当時はモノラル変換されたが、ステレオ録音したオリジナルの楽曲と効果音を使用。これらにより5.1ch化したサウンドを作り上げている。

さらに、5.1chサラウンドに合わせてサブベースを再構築し、劇中のセリフや当時の技術的問題による小さな欠陥も修正したという徹底ぶり。1984年公開当時にはアメリカでPGのレイティングを受けるためカットされた『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の暴力シーンも収録されている。ただ、「ヤング・インディ・ジョーンズ」シリーズは今回のボックスには盛り込まれていないとのこと。

商品仕様は『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』リストア版、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(デジタル・リマスター版)、『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(デジタル・リマスター版)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に、特典ディスクを加えた5枚組。価格は13,650円で、ディスクとは別に特典も封入される予定だ。

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