マカフィーは、企業におけるモバイルセキュリティを実現、管理するMcAfee Enterprise Mobility Management(以下、EMM)の最新版、バージョン10.1の提供を6月29日より開始すると発表した。価格は1ライセンス1万8,606円(11から25ライセンス、初年度サポート料込)から9,303円(1万ライセンス超)までの範囲で提供を行う。

「McAfee Enterprise Mobility Management」概要

EMMは、企業で使われるスマートフォンの端末を一元管理し、セキュアに保護するプラットフォームで、iOS、Android、Windows Phone、BlackBerryなどに対応したモバイルデバイス管理製品として、スマートフォンやネットワーク接続可能なモバイルデバイスから企業システムへの安全な接続・管理を実現する。

EMMバージョン10.1の主な新機能、特徴の1つであるAndroid用McAfee Secure Containerでは、企業のセキュリティポリシーに従って企業メールや連絡先、カレンダーを個人データと分離させ、コンテナ化することで、1つのモバイルデバイスをビジネス用途とプライベート用途に安全に使い分けることができるようになる。そして、Secure Container内のデータは暗号化され、外部アプリケーションへのデータの転送をブロックすることができる。また、端末の紛失・盗難時にSecure Container内のデータのみを消去することもできる。