ペットラインは、2012年5月17日~5月23日に、室内で犬を飼っている20歳以上の男女を対象に「愛犬の健康と愛犬との絆に関する調査」を実施。2,000名の有効サンプルが寄せられた。

同調査はネットエイジアの協力のもと、インターネットで実施。全回答者に対し、愛犬との絆に感動した作品(テレビドラマやアニメ、映画)について質問したところ、「フランダースの犬」(339件)が1位。次いで2位「ハチ公物語」(298件)、3位「南極物語」(154件)、4位「私と犬の10の約束」(98件)、5位「マリと子犬の物語」(70件)という結果になった。さまざまな作品名が挙げられる中、「感動して泣いてしまうので見られない」という回答もあった。

愛犬との絆に感動した作品は「フランダースの犬」

続いて、回答者で子供のいる人(816名)に対し、飼い主の家族と愛犬との絆が、子供の精神発達に与えた影響について質問したところ、「とてもいい影響を与えている」が51.2%、「ややいい影響を与えている」が31.1%。8割を超える人が、愛犬が子供の精神発達にいい影響を与えていると回答した。子供の学齢別に比較すると、子供の学齢が高くなるにつれて、「とてもいい影響を与えている」との回答が多くなる傾向が見られた。愛犬との絆が子供の精神発達に与えたいい影響を、子供の成長とともに、より強く実感する傾向がうかがえる。

飼い主の家族と愛犬との絆が子どもの精神発達に与えた影響

さらに、飼い主の家族と愛犬との絆が、子供の精神発達に与えた具体的な影響についてたずねたところ、「思いやりや優しい気持ちを育んだ」が75.3%でトップ。「動物とのふれ合い方が分かるようになった」が57.1%、「命の大切さを教えてくれた」が45.7%と続いた。子供の学齢別に比較すると、未就学児では「動物とのふれ合い方が分かるようになった」(71.5%)が、他の学齢より高い結果に。小学生では「家庭内の決まりを守るようになった」(34.2%)、中学生では「命の大切さを教えてくれた」(54.2%)、高校生では「子供が感じるストレスを癒やした」(41.3%)が、他の学齢より高い結果となり、愛犬との絆が子供の精神発達にそれぞれ異なったいい影響を与えていることが分かった。

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