楽天リサーチ株式会社は、5月29日から30日の2日間、楽天リサーチ登録モニターの中から、全国の20歳から59歳のネットバンキング利用者男女計1,000人を対象に「ネットバンキング」に関するインターネット調査を実施した。

まず、ネットバンキングの利用頻度について尋ねたところ、「月に1回以上使う」と回答した人が最も多く41.9%だった。2位は「ほぼ毎日使う(24.8%)」、3位は「1週間に1回以上使う(18.6%)」だった。利用用途については、トップが「情報照会(85.1%)」。以下、「振込・振替(77.6%)」「決済(46.2%)」と続いた。

ネットバンキングの使用頻度

ネットバンキングサービスを使う金融機関について尋ねたところ、トップは「楽天銀行」(44.6%)。2位は「ゆうちょ銀行」、3位は三菱東京UFJ銀行だった。ネットバンキングの利用シーンを機器別に聞いたところ、「自宅」(PC:95.5%、従来型携帯電話:63.4%、スマートフォン:65.4%、タブレットPC:81.5%)がすべての機器でトップ。自宅で落ち着いてじっくり確認・検討をしている様子がうかがえる。

ネットバンキングを使う金融機関

各機器のネットバンキングの利用に関する満足度をたずねたところ、「非常に満足」「やや満足」を合計すると、「PC(77.1%)」「スマートフォン(70.0%)」「タブレットPC(74.0%)」とPC、スマートフォン、タブレットといずれも高い結果となった。一方、従来型携帯電話の評価は低く、「非常に満足」「やや満足」を合計すると半数以下(44.7%)。他の機器と比べ操作性における問題があるとみられる。

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