現時点では、ロンドン五輪閉会式が復帰ライブとなるジョージ・マイケル (C)BANG Media International

ジョージ・マイケルが、1夜限りでワム!を再結成する可能性があるという。

6月29日(金)にニュー・シングル「ホワイト・ライト」をリリースするジョージだが、ワム!結成30周年を記念してアンドリュー・リッジリーと共にステージにカムバックする可能性を関係者が英デイリー・ミラー紙に話している。

「ジョージとアンドリューは頻繁に『クラブ・トロピカーナ』を歌っていた頃は良かったと話しています。ワム!の記念日とジョージの新譜発売の時期が偶然重なっていることを考えると、"一度あるかないか"というタイミングでしょうね。恐らく2人は長期ツアーを敢行したり、テイク・ザットのようにニュー・アルバムをリリースすることはないかもしれませんが、大々的なライブで記念日を祝いたいと思っていて……その後さらに盛大なアフターパーティーも実現できればとも考えているようですよ! 企画はまだ始まったばかりの段階ですが、関係者全員がとても興奮しています」

1982年に『ワムラップ』でデビューしたワム!は、その後立て続けに『ヤング・ガンズ』『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』『ラスト・クリスマス』などヒット作をリリースしている。1986年にワム!を解散した後、アンドリューは音楽業界から引退して静かな生活を志向し、一方のマイケルは80年代、90年代を代表するイギリスのソロ・アーティストへと成長していった。

また、ジョージは「6月29日は僕らのファーストシングル『ワムラップ』がチャート入りして、ちょうど30年なんだ。それを記念して僕の新曲をリリースするよ。小さい頃からシンガーソングライターのキャリアを夢みていたけど、デビューから30年してまだこの世界にいて、さらに音楽を作り続けているとは考えてもみなかったよ」と感慨深く話していた。 

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