C/C++フル対応など、Windows Phone 8アプリにコア技術共有の効果

米サンフランシスコで始まったWindows Phone Summitで初披露された「Windows Phone 8」。Windows 8と共通のコア技術を基盤としており、2つのOSはファイルシステム、ネットワーキング、セキュリティ、メディア、ブラウジング技術などを共有する。これによりWindows Phone 8向けアプリの性能や信頼性が底上げされ、また知識やテクニックを流用して効率的にアプリケーションの開発を進められるなど、アプリ開発者が享受するメリットも大きい。

主要なスマートフォンのSunSpiderスコア(短い方が高速)

Windows Phone 8に統合されたSkype on the Go

Windows Phone 8はPC版と同じレンダリングエンジンとJavaScriptエンジンを備えたInternet Explorer 10を搭載する。JavaScriptの実行性能は、Windows Phone 7.5より4倍も高速。HTML 5機能のサポートが倍増し、Windows 8 PC/タブレット、Windows Phone 8スマートフォンで同じように利用できるリッチなWebアプリを、これまで以上に容易に開発できる。またWindows Phone 8はCおよびC++をフルサポートする。複数のプラットフォームに対応しやすい環境であり、DirectXベースのゲーム開発環境に加えて、Havok Vision Engine、Autodesk Scaleform、Audiokinetic Wwise、Firelight FMODなど主要なゲーム用ミドルウエアをサポートする。

ほかにも、マルチタスク機能が向上し、ジョギング/ウオーキングの追跡やナビゲーションなど位置情報ベースのアプリをバックグラウンドで動作させられるようになる。また標準の電話機能に、VoIPアプリを統合できるようになる。例えば、電話機能のインターフェイスを用いてインターネット通話を通常の電話のように受けられる。

Windows Phone 8ではアプリ内課金が可能になり、デジタルコンテンツを販売しやすくなる。なおWindows Phone SummitにおいてコーポレートバイスプレジデントのTerry Myerson氏が、20日(米国時間)にWindows Phone Marketplaceのアプリ/ゲーム数が100,000個を超えたと発表した。これはAndroidアプリを上回るペースだという。

MicrosoftはWindows Phone 8 SDKを今夏後半に提供する予定だ。

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