NTT東日本とNTT西日本は、高スループットのVPN環境を手軽に構築可能なVPN専用機器として、BizBox VPN装置「FV-1000」の販売を6月22日より開始すると発表した。価格は94,290円。

BizBox VPN装置「FV-1000」

この商品は、ギガビットインタフェースを搭載しNTT東西が提供する「フレッツ 光ネクスト」及び「フレッツ・VPNワイド」を組み合わせ最大30拠点までのVPN環境を構築できる。これにより、拠点間の大容量データの共有や送受信などに利用できる。

また、従来のVPNルーターとは異なるVPN専用機器のため、複雑な設定が必要なく「拠点設定」、「PPPoE設定」、「VPN設定」の3つの設定のみで、WebGUIを利用し設定できる。同じVPN内の他拠点に設置された同製品の通信状態等を確認出来る機能を備えているため、複数拠点のVPN管理等のシステム管理に関わる稼働を軽減。

接続イメージ

インタフェースは、LANポートが1000BASE-T×4、WANポートが1000BASE-T×1、管理ポートが1000BASE-T×1、USBポート×1。パケット転送能力は990Mbpsで、帯域制御、IPv6パススルー、ループパケット検出・遮断、LAN-LAN間通信禁止機能を備え、暗号化はAES:256ビット。外形寸法はW200×D145×H42.5mm、重量は500g。