東京ステーションホテルは10月3日、2006年の休館前まで営業していたレストランとバー、ラウンジのコンセプトと内装を一新し、ホテル開業とともにオープンする。1951年創業のメインダイニングのフレンチレストラン「ばら」はレストラン「ブラン ルージュ」に生まれ変わり、7月3日10時より予約受付を開始する。

レストラン「ブラン ルージュ」。写真左はメニューの一例、右は店内イメージ

同レストランは、「古典の現代的洗練- Classic with a modern twist -」というコンセプトを掲げ、伝統的なフレンチの技法をベースに現代的で洗練された料理を提供する。ワインセラーにはフランスをはじめとする国内外の厳選した約1,000本のワインを集め、料理とともに楽しめるという。

バー「オーク」。写真左はメニューの一例、右は店内イメージ

バー「オーク」では杉本壽氏がシェーカーを振る。休館前のバー「カメリア」でオリジナルカクテル「東京駅」などを考案した名バーテンダーだという。

バー&カフェ「カメリア」。写真左はメニューの一例、右は店内イメージ

「ロビーラウンジ」。写真左はメニューの一例、右は店内イメージ

バー&カフェ「カメリア」では、ライトミールも提供。日中から利用できるバー&カフェに生まれ変わる。また1階ロビー横には「ロビーラウンジ」が登場。高い天井と大きな縦長窓を備え、自然光が射し込む優雅な空間の中、オリジナルフレーバーティーや、トアルコトラジャブレンドをネルドリップで楽しめるとのこと。北海道洞爺湖サミットで総料理長として指揮をとり、日本を代表するグランシェフの中村勝宏氏の一番弟子である同ホテルの総料理長石原雅弘氏が、伝統を受け継ぎながら新たな感性で料理を提供するという。

さらに、6つのレストランとカフェが新たにオープンする予定。海外で高い評価を得ている日本の料理人による初の寿司店のほか、一流ホテルの料理長を歴任したベテラン料理人による日本料理店、麻布十番で食通に愛され続ける焼き鳥店、ワインサロンも開催する本格的なイタリアンワインバーなどが集結し、創業480年の老舗和菓子屋が新しく発信する喫茶・物販の複合ショップも誕生するという。