Bento for iPad

ファイルメーカーは20日、同社のiPad向けパーソナルデータベース「Bento for iPad」をアップデートし、最新版となる「Bento 4 for iPad」の販売をiTunes StoreのApp Storeにて開始した。通常価格850円のところ、7月31日までのスペシャルオファーとして450円で購入できる。

「Bento 4 for iPad」は、従来バージョンから機能もデザインも一新。付属の25種類のテンプレートから用途にあったものを選択してすぐに情報管理をはじめられるほか、Bentoテンプレートエクスチェンジへのアクセスもワンアクションで行えるので、豊富なテンプレートを自在に利用できる。自分用のデータベースを作成する場合でも、ドラッグ&ドロップを基本としたインタフェース、Retinaディスプレイ対応のバラエティに富んだテーマで、簡単にソリューションを作成可能だ。

テンプレートの選択画面。付属の25種類のテンプレートのほか、Bentoテンプレートエクスチェンジから無数のテンプレートをダウンロードできる

テーマの選択画面。第3世代iPadのRetinaディスプレイに対応したテーマを40種類用意した

クイックツアーで使いかたを解説してくれるので、不慣れな人でもすぐに使いはじめることができる

データの閲覧にはフォーム/表/分割/フルスクリーンといった形式を状況に応じて選べ、ハイライト表示やソート、データの共有、の機能も強化されているので、蓄積したデータの管理・利用効率が高まった。計算式や暗号化にも対応しているので、個人用途だけでなく小規模のビジネスにも利用できる。従来バージョン同様、「Bento 4 for iPad」単独で利用するだけでなく、Mac上で動作する「Bento」と同期させてデータを管理することも可能だ。

対応機種はiPadシリーズ全機種で、iOS 5環境が必要。Macとの同期には、「Bento 4.1 for Mac」とWi-Fiネットワーク環境が必要となる。なお、「Bento 4.1 for Mac」も7月31日までのスペシャルオファーとして、通常価格4,300円のところ2,600円でMac App StoreおよびファイルメーカーのWebストアで購入できる。