カタログ雑誌「通販生活」を発行するカタログハウスは、WEBサイト「週刊通販生活」にて、震災等の際に避難先で女性が直面する悩みに役立つ18品を厳選した「女性の避難袋」を発売した。

東日本大震災被災者の声からわかった“女性特有の悩み”

この避難袋は、東日本大震災時に女性用の支援物資を避難所に送り届けた認定NPO法人「難民支援協会」のスタッフ、五十嵐ゆかりさんの考案によるもの。五十嵐さんは、聖路加看護大学助教であり助産師でもあることから、被災した女性がいかに生理や尿失禁といった特有のトラブルを抱えているかを、支援活動の中で痛感したという。

災害に備え3年、5年と保管する避難袋にふさわしい日用品を厳選

避難生活を過ごす上での問題の1つが、デリケートゾーンのケアだという。被災地では、汚れた下着を履き続けなければいけなかったり、お風呂に入れなかったりで、デリケートゾーンがかぶれるなどの問題に多くの人が悩まされた。

「女性の避難袋」は、生理用ナプキンが入った「つばきセット(M・L・LLサイズ)」と、軽失禁パッドが入った「しゃくやくセット(M・L・LLサイズ)」の2種類を用意。携帯洗浄器、おりもの用シート、防臭チャック袋、からだ拭きウェットティッシュ、圧縮下着類、タオル、軍手など18点がセットになっている。価格は13,440円(税込み、送料別)。

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