ビューンは、iPhone/iPad向けに提供しているコンテンツ配信サービス「ビューン」において、同サービスで配信している新聞や雑誌を、ユーザーが端末を縦・横どの向きにして閲覧しているのかという観点でアクセスデータの解析を行い、その結果を発表した。

今回は2012年4月1日から5月31日までの2カ月間に発生した、iPad向けならびにiPhone向け「ビューン」サービスの総ページビュー数を抽出しているとのこと

同調査では、iPadでは総ページビュー数の約3割が端末を横向き、iPhoneでは9割以上が縦向きにしてコンテンツを閲覧していることが明らかになった。 iPhone、iPadともに縦向きでの閲覧が半数以上を占めているものの、iPhoneよりもiPadの方が、横向きで閲覧するケースが比較的多い傾向にあるとのことだ。これに関しては、文字、写真、図などの多様な情報が見開きレイアウトで構成されることが多い雑誌というメディアコンテンツの場合、より大きな画面の端末では横向きでの閲覧が多くなる可能性を示唆するものだと述べている。また、iPhoneにおいては9割以上が縦向きで閲覧を行っているという結果について、iPhoneではコンテンツのレイアウト形式にかかわらず、1ページごとに表示させて閲覧する傾向が強いという見解を示している。