昨年のル・マン24時間耐久レースGTカー・カテゴリーの覇者であるシボレーは、16~17日に行われる今年の同レースの模様を、「Chevrolet Speed Nite」にてウェブ中継する。今年もレースに参加するシボレーチームは、2台の車両とピットにカメラを設置し、迫力ある映像を配信する。

ル・マン24時間耐久レースでのシボレーチームの戦いぶりをウェブで完全生中継

ル・マン24時間耐久レースはプロトタイプカーとGTカーの混走で行われる。シボレーは昨年、カーナンバー73番「シボレー・コルベットC6.R」がBMW、フェラーリ、ポルシェなどの強豪を押さえて優勝した(プロトタイプカーを含む総合では11位)。今年も同じGTカー・カテゴリーに2台の「シボレー・コルベットC6.R」を送り出す。

シボレーでは、今年のレースの模様をウェブで完全生中継する。2台のマシンとピットにカメラを設置し、「Chevrolet Speed Nite」と題してレース開始から終了まで映像を配信する。すでに開設されているウェブサイトを見る限りでは、3台のカメラの映像すべてが同時に配信されるようだ。

今年のル・マン24時間耐久レースは16日22時頃にスタートし、翌17日22時頃にゴールを迎える。今回はトヨタが13年ぶりに参戦し、ハイブリッドカーでエントリーするほか、プロトタイプカー・カテゴリーで常勝チームとなっているアウディもハイブリッドカーでエントリー、さらに中嶋一貴選手や中野信治選手など日本人ドライバーも多数参戦し、話題の多いレースとなっている。