大日本印刷とDNPメディアクリエイトは6月13日、対面での営業効率を向上させるタブレット端末向けアプリ「Tap Style」を開発したと発表した。同アプリのコンテンツは、200社にヒアリングした結果を基に、対面の営業活動に必要な機能を4つに集約したもの。

具体的には、「相手をつかむコミュニケーション」を狙いとした「ゲーム機能」、「相手を引き込むコミュニケーション」を狙いとした「チャート機能」、「相手を納得させるコミュニケーション」を狙いとした「リンク機能」、チャート機能で得た回答を分析する「ログ機能」から構成されている。

同アプリは、低コスト・短納期で導入可能な「ベーシックプラン」と機能やデザインなどをカスタマイズできる「オリジナルプラン」の2種が用意されており、それぞれ提供される機能が異なる。

例えば、ゲーム機能は、「ベーシックプラン」では顧客とのコミュニケーションのきっかけ作りとして「砂金掘りゲーム」「ダーツゲーム」「宝探しゲーム」の中から1種類のゲームを提供するのに対し、「オリジナルプラン」ではベーシックプランと同じ3種類のゲームの提供に加え、「成約した・しない」「最後まで説明を聞いた・聞かない」などの状況に応じて記念品の当選確率を変更するなどの機能を提供する。

価格は、ベーシックプランが100万円から、オリジナルプランが180万円からとなっている。