紳士服・婦人子供服および装飾品の製造販売を行う三陽商会はこのほど、5月度商況レポートを発表した。梅雨の季節に向けたレインウェアが好調に推移し、月後半からは夏のクールビズを見越した商品が稼動したとのこと。

前年実績、計画値を超え順調な売行きのマッキントッシュ フィロソフィー「ドレスポロ フルプラケット」(メンズ、1万2,600円)

雑誌掲載でも反響を呼んだというエポカ「シャイニータフタレインコート」(レディース、5万1,450円)

メンズにおいては、昨年よりも早めにクールビズ商材を潤沢に展開。気温の上昇にともない、月後半からはデザイン性や機能性など、消費者にとって魅力が感じられるポイントのある半袖商材については好調に稼動を始めたという。また、「ウォッシャブル」「吸水速乾」「遮熱」など、暑さ対策機能が付加されたテーラードタイプのジャケットやスーツは前月に引き続き好調に推移した。

レディスにおいては、年々注目度が高まる"雨の日のおしゃれ"を各ブランドで訴求し、晴れの日も着用できるファッション性のあるレインコートや、ひと工夫が施された便利グッズなどが人気を集めた。クールビズ商材としては、上着を羽織らなくてもデザイン性の高い半袖ブラウスや、接触冷感機能などが備わったパンツが複数のブランドで好調に推移したという。