大日本印刷は7月、小型で耐環境性に優れ、逆光映像でも見やすく補正するコントラスト補正機能付きの記録媒体に、SDメモリーカードを採用した防犯カメラ用レコーダー「小型SDカードビデオレコーダー(型番:DREC-401S)」を発売する。

「小型SDカードビデオレコーダー(型番:DREC-401S)」

同社では記録媒体にSDメモリーカードを採用することで、防犯カメラ用レコーダーにみられる振動に弱い、騒音が発生するなどの問題点をクリア。耐環境性に優れたビデオレコーダーの開発に結びつけたという。

また、英国アピカル・リミテッド社の画像補正アルゴリズムを搭載したコントラスト補正ICを搭載。建物の出入り口や屋外などの逆光環境や、夜間や暗い場所で撮影された防犯カメラの映像でも見やすく補正して記録することを可能にしている。

幅100mm、奥行き130mm、高さ40mm、重量約400gと、小型で軽量のため、設置場所のバリエーションが広く、ゲート装置など、ハードディスクタイプでは支障のある振動の多い機器への取りつけも可能だ。さらに、使用温度範囲が0~60℃と広いため、高温になる場所での使用にも対応。最大消費電力は3Wで、ハードディスクタイプの約3分の1と低消費電力となっている。

同製品は、4台までのカメラ接続が可能。なお、サンプル価格は10万円程度を予定しているとのこと。

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