6月9日公開の映画『シグナル~月曜日のルカ~』の女子高生限定試写会が4日、東京・六本木のシネマート六本木で行われ、主演の三根梓、主題歌を歌うKylee(カイリー)が出席した。

映画『シグナル~月曜日のルカ~』の女子高生限定試写会に出席した三根梓(左から)、Kylee 拡大画像を見る

公開まで残り5日となったこの日は、女子高生50人を招いての特別試写会。上映前のトークショーで、本作で映画初出演にして初主演を果たした三根梓と主題歌「未来」を歌うKyleeが登壇した。現在21歳で女子大生でもある三根は「バレーボール部のみんなと遊んだりバカなことを言って毎日過ごしていました。恋愛は憧れを持ってはいたんですが、憧れで終わっていました(笑)」と高校時代を回顧。公開が近付いた初主演作は「無意識にこの映画のことばかり考えてしまいます。凄くドキドキしながら楽しみに公開を待っていますよ」と新人らしい言葉を口にした。本作でキュンとしたシーンについて「ルカ(三根)が弱っている時に、恵介(西島隆弘)が『俺が守りますから』と言うシーン」を挙げ、「それまでの優しいだけの恵介じゃなく、強くて男らしい恵介にキュンとしました」と告白。「そんな男性が側にいてくれるだけで安心しますし、キュンとしちゃいます」と話していた。

また、この日はKyleeが舞台上で「未来」を熱唱。それを聴いた三根が「最後にルカが恵介に『ありがとう』と伝えたくて、その気持ちを歌ってもらえました。今、凄く胸が熱くなって感動しています」と感動した様子。三根から褒められたKyleeは、笑顔を見せながら「歌い出したらラストシーンを考えて途中からドキドキしましたが、凄く気持ち良かったです」と満足そうだった。

野口尚の同名小説を、『時をかける少女』の谷口正晃監督が映画化した本作。映画館から一歩も出ることを出来なくなった映写技師の杉本ルカ(三根梓)と、劇場でアルバイトを始めて次第にルカに惹かれていく大学生・宮瀬恵介(西島隆弘)のひと夏の恋を描く。映画『シグナル~月曜日のルカ~』は、6月9日より新宿ピカデリーほか全国公開。