アイ・オー・データ機器は30日、iPhoneやAndroidスマートフォンなどからWi-Fi接続可能な容量500GBの外付け型ポータブルHDD「WNHD-U500」を発表した。6月中旬より発売し、価格は21,000円(税別)。

「WNHD-U500」

HDD本体にIEEE802.11b/g/n対応の無線LANアクセスポイント(DHCPサーバ付き)機能を搭載しており、スマートフォンやタブレットをWi-Fi接続してクローズドネットワークを構築する仕組み。本製品に保存した大量の動画や写真といったデータも、Wi-Fi接続したスマートフォンやタブレットからスムーズにアクセスできる。スマートフォンやタブレットからのWi-Fi接続には、QRコードを撮影してWi-Fiを設定できるアプリ「QRコネクト」を使う。なお、本製品はインターネット接続機能を持たないため、端末と本製品をWi-Fi接続していると、基本的に端末側からインターネット接続できない点に注意。

電源は内蔵バッテリで、フル充電で約2時間の動作。電源スイッチをオンにして、PCなどとUSBケーブルで接続すると充電が行われ、USBケーブルで接続されてない時はWi-Fi接続が可能。電源をオフにすると予備バッテリになり、付属のUSB給電ケーブルでスマートフォンなどの充電が行える。

無線LANのセキュリティはWPA2-PSK(AES)およびWPA-PSK(TKIP/AES)で、同時接続台数は3台まで。インタフェースはUSB 2.0で、USB接続の外付け型ポータブルHDDとしても使用可能。本体サイズは約W86×D126×H22mm、重量は約260g。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降、iOS4.3以降、Android 2.2/2.3。また、Android 3.0以降/4.0以降への対応については確認中とのこと。