先週には草間彌生と再びコラボレーションすることを決定したルイ・ヴィトン。写真はヴィトンのクリエイティブディレクター、マーク・ジェイコブス (C)BANG Media International

ルイ・ヴィトンが、世界で最も価値のあるラグジュアリーブランドに選ばれた。

これは、イギリスの調査会社ミルワード・ブラウン・オプティマー社が、企業パフォーマンスと消費者へのインタビューを基に実施したもので、マーク・ジェイコブスがクリエイティヴディレクターを務める同ブランドの企業価値が259億ドル(約2兆800億円)と算出され、7年連続で本タイトルを獲得している。

2位には、191億ドル(約1兆5,200億円)でエルメス、3位には71.7億ドル(約5,600億円)でロレックスが選出された。同調査会社のニック・クーパー代表は「消費者の需要が近年まずまず、最先端の流行ではなく、上質な製品にシフトしていることから、ラグジュアリーブランドに対する投資は妥当なものと言えます。家を購入することがますます難しくなる現在の経済状況で、若い世代を含む金銭的に多少余裕のある層は、自らの可処分所得を中程度の贅沢に当てているのです」と語っている。

その他、シャネル が67億ドル(約5,000億円)で4位、グッチが64億ドル(約4,950億円)で5位、プラダが57億ドル(約4,500億円)で6位、カルティエが48億ドル(約3,950億円)で7位に、バーバリーが 40.9億ドル(約3,200億円)で10位にランクインを果たしている。同調査では、各ブランドの歴史、伝統、高品質の職人技なども重要な要素として評価されているとのこと。

(BANG Media International)