日立、東大と共同開発の超高速データベースエンジンを製品化

  [2012/05/29]

日立製作所は5月28日、最先端研究開発支援プログラムにおいて東京大学と共同で推進している超高速データベースエンジンの研究開発の成果を製品化し、ビッグデータ利活用におけるデータの検索・分析を高速に行うデータアクセス基盤として販売を開始すると発表した。

今回開発されたデータベースエンジンは従来比で約100倍のデータ検索性能を発揮し、最終的には、2013年度中に従来型データベースエンジンに比べて800倍程度のデータ検索性能の達成を目標としている。

超高速データベースエンジンの主な特徴は、データ入出力要求の発生順序とは無関係な順序で非同期にデータを処理する「非順序型実行原理」に基づき、データ入出力処理を行う点。これにより、サーバのマルチコアプロセッサおよびストレージシステムの利用効率を最大限に高めることができ、高速なデータ抽出および検索を可能とする。

日立は、ユーザーのビッグデータの分析ニーズに対して超高速データベースエンジンの性能を最大限に発揮するため、データベースエンジンと同社のサーバ・ストレージ製品を組み合わせた事前検証済みのベストプラクティスモデルを高速データアクセス基盤として提供する。

その第1弾として、超高速データベースエンジン、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」、データアクセス性能に優れたSSDを搭載したストレージを組み合わせた構成の「Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」を6月7日から販売開始する。出荷時期は6月29日から、価格は個別見積りとなる。

「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」ビッグデータ処理の要件

Hitachi Advanced Data Binder プラットフォームの特徴

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

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