パナソニックは25日、コンパクトスピーカーシステム「SC-MC10」を発表した。発売は6月14日。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後となっている。

テレビの音を手元できるためのスピーカー「SC-MC10」。アナログの音声入力をBluetoothで伝送する

SC-MC10は、テレビの音声を自分の近くで鳴らすことで、ニュースやドラマの台詞などを聴きやすくするための、いわゆる手元スピーカーと呼ばれるカテゴリーの製品だ。

製品は、ワイヤレススピーカー部とワイヤレス送信部の2つの部分から構成されており、送信部と受信部の間は、Bluetoothで伝送される。伝送距離は、正面で約10m。

送信機にはイヤホン端子とモニター端子が備えられており、それぞれに対応するテレビの出力と接続。テレビから送信されたアナログ信号がBluetoothでワイヤレス転送されるという仕組みだ。

ワイヤレススピーカー部は、直径103mm×高さ41.9mmの円盤形(重量は乾電池込みの状態で約216g)。アンプはデジタル方式で、実用最大出力は1W×2だ。スピーカーは36mm径フルレンジユニット×2基を搭載。ワイヤレススピーカー部は、ACアダプターまたは単3形電池×2で動作する。同社のニッケル水素充電池「HHR-3MWS」を使用した場合、最長で約6時間の連続再生が可能だ。ワイヤレス送信部はW44×D64×H16mm(重量は約22g)で、電源にはACアダプターを使用する。