女優の香里奈が26日、都内で行われた映画『GIRL』の初日舞台あいさつに吉瀬美智子、板谷由夏、向井理、上地雄輔、要潤、林遣都、檀れい、深川栄洋監督と行った。

映画『GIRL』の初日舞台あいさつに立った香里奈 拡大画像を見る

同作は人気作家・奥田英朗の同名小説が原作。自分らしく行きたいと頑張る大人の女性にスポットを当て、発売当初から多くの女性の共感を呼び40万部のヒット作となった。そんな女子力高めの作品に香里奈は「カメラが回っていない時も映画のような会話をずっと繰り広げられていて、監督が止めるの大変だった」と笑いながら「女子ならではの、女子の本音がぎっしりつまった映画になりました」と爽やかに語り大きな拍手で迎えられた。

同作に出演した加藤ローサが結婚&妊娠、麻生久美子の妊娠&出産、檀の結婚、第2子を妊娠8ヵ月中の板谷と幸せ続きの状況に"共演すると幸せを呼ぶ"と言われるようになった香里奈は「私は、共演したら幸せになれる、という位置づけをされていて、ちょっとよくわからないんですけど」と困惑気味に笑いながら「今日、みなさんは私と会っているので、きっとより幸せになれるんじゃないかなと思います!」と高らかにうたい、満員の客席からは喝采が沸き起こった。

また、「最近あった幸せは?」という質問に、今月7日に第1子を出産した麻生を訪ねたという吉瀬は「子供を見に行ったとき、本当になんともいえない可愛さで幸せだなと思いました」とニッコリ。板谷も「一緒に行ったんですけど可愛かった!」と微笑んだ。

作品にちなみ「異性のドキっとする仕草は?」と聞かれると「物を取ろうとして体が触れるのか触れないのか、ドキっとしますね。わかりますか?」(香里奈)、「ネクタイを締める仕草」(吉瀬)、「眼鏡を上げる手とか好きです」(板谷)、「車に乗っていて、男の人が助手席のシートに手をかけてバックする時。『あっ』って思っちゃう」(檀)とそれぞれ語ると観客の女性からは「ああ~」、「わかる~」と賛同の声があがった。

左から、林遣都、、上地雄輔、檀れい、板谷由夏、香里奈、吉瀬美智子、向井理、要潤、深川栄洋監督

一方で男性陣は「髪をほどいたりするのはいいなと思う」(向井)、「トラックとかゴツめの車を運転している女性を路肩から見る時」(上地)と語り、要は「細かく言うと、ルージュをですね、ルージュを取る時、(口が)パってやるじゃないですか。パっ好きです」と笑いを誘った。林は「さっき、板谷さんと吉瀬さんがティーカップを持ち小皿を持って、脚を組んだり組まなかったりしておしゃべりしている姿に見入ってました。しっとりとした空気でした」と惚れ惚れと話していた。