第一章のイベント上映が好評のうちに幕を閉じ、来る6月30日に第二章「太陽圏の死闘」のイベント上映を控えるアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』。本作の主要キャラクターであるデスラー総統ことアベルト・デスラーのキャラクターボイスを山寺宏一が担当することが決定した。

『宇宙戦艦ヤマト2199』では山寺宏一がデスラー総統を担当

日本声優界屈指の名優である山寺宏一。「デスラーを演じる喜びとプレッシャーを同時に感じています」という山寺から寄せられたメッセージを紹介しよう。

山寺宏一

■山寺宏一からのメッセージ
まず「デスラー」のお話が来たときには本当にびっくりしました。実は「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」で古代進を演じていましたから、今回の「宇宙戦艦ヤマト2199」でお話をいただいた時も、古代の役なのかなと思ったのですが、まさかの「デスラー」でしたね(笑)。

今は「デスラーを演じることが出来る」という喜びと、「デスラーに恥じない演技をしなければいけない」というものすごいプレッシャーを同時に感じています。

第1作のヤマトを見たのは中学生のときでした。「デスラー」は本当に大好きなキャラクターでしたので、今回演じることが出来て本当にうれしいです。やりがいのあるキャラクターをいただけたと心から感じています。

アベルト・デスラー 大ガミラス帝星総統。銀河系へとその版図を広げる軍事星間国家〈ガミラス帝星〉の指導者

いよいよ大航海のスタートラインに立つヤマトを描く第二章「太陽圏の死闘」。

  • 古代進が、兄・守が指揮した「ユキカゼ」の残骸を発見する胸に迫るエピソード。
  • ファン待望のデスラーが初登場。
  • ヤマトが初のワープや波動砲発射を実施。
  • 反射衛星砲やガミラス冥王星基地を巡る攻防など、より激しい戦闘シーンが展開。

などなど、「ヤマト」ファン待望の展開が満載の第二章「太陽圏の死闘」は、6月30日より上映開始。上映館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。

■第二章「太陽圏の死闘」ストーリー概要
人類最後の希望を背負い、ついに発進した「宇宙戦艦ヤマト」。地球を飛び立ち、遥か16万8000光年彼方のイスカンダルへの大航海が始まったのだ! <ワープ><波動砲>などのテストを行いながら太陽系を離脱しようとするヤマトにガミラスの魔の手が迫る。ヤマトは、地球に遊星爆弾を降らせるガミラス冥王星基地を叩くことを決意。古代進率いる航空隊はヤマトとの連携による攻撃でガミラス基地を叩くべく発進する。だが、ガミラス冥王星基地のシュルツ司令官は秘策をもってヤマトを待ち受けていた。死角なく襲い来る反射衛星砲との死闘が今始まろうとしていた!!

なお、第二章を構成する第3話~第6話を収録したBlu-ray&DVDの第2巻は2012年7月27日の発売予定となっているが、6月30日からの上映期間中、上映館では「第2巻 劇場限定版 Blu-ray」として数量限定で先行販売される。劇場限定版には特典として絵コンテ集が用意されるので、こちらも注目しておきたい。

Blu-ray第2巻のジャケットイメージ(左)と初回特典の特製スリーブ

■『宇宙戦艦ヤマト2199』おもなスタッフ
原作 / 西﨑義展◆総監督・シリーズ構成 / 出渕裕◆キャラクターデザイン / 結城信輝◆ゲストキャラクター・プロップデザイン / 山岡信一◆チーフディレクター / 榎本明広◆チーフメカニカルディレクター / 西井正典◆CGディレクター / 今西隆志◆メカニカルデザイン / 玉盛順一朗、石津泰志、山根公利、出渕裕◆セットデザイン / 高倉武史、小林 誠、渡部隆◆撮影監督 / 青木隆◆色彩設計 / 鈴城るみ子◆美術監督 / 前田実◆音響監督 / 吉田知弘◆音響効果 / 西村睦弘◆音楽 / 宮川彬良◆CG制作協力 / SUNRISE D.I.D.◆アニメーション制作 / XEBEC、AIC◆製作 / 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

■『宇宙戦艦ヤマト2199』おもなキャスト
沖田十三 / 菅生隆之◆古代進 / 小野大輔◆森雪 / 桑島法子◆島大介 / 鈴村健一◆真田志郎 / 大塚芳忠◆徳川彦左衛門 / 麦人◆佐渡酒造 / 千葉繁◆加藤三郎 / 細谷佳正◆南部康雄 / 赤羽根健治◆相原義一 / 國分和人◆太田健二郎 / 千葉優輝◆アナライザー / チョー◆山本玲 / 田中理恵◆原田真琴 / 佐藤利奈◆篠原弘樹 / 平川大輔◆榎本勇 / 藤原啓治◆山崎奨 / 土田大◆平田一 / 伊勢文秀◆新見薫 / 久川綾◆岬百合亜 / 内田彩◆星名透 / 高城元気◆伊東真也 / 関俊彦◆薮助治 / チョー◆古代守 / 宮本充◆山南修 / 江原正士◆芹沢虎鉄 / 玄田哲章◆土方竜 / 石塚運昇◆藤堂平九郎 / 小川真司◆デスラー総統 / 山寺宏一
(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会