計測機器大手Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは5月23日、シグナル・アナライザ「EXA」シリーズを44GHzのミリ波帯まで対応させたと発表した。また、さらに外付けのエクステンダを使用することで、最大1.1THzまで対応する。
ミリ波帯で動作するシステムの増加に伴い、測定ニーズも高まっている。また、高分解能のレーダ、センサ・システム、数Gビットの無線および光データ通信などにニーズが高まることで、高周波部品やシステムへの関心が高まりつつある。
今回、「EXA」シリーズの性能・機能拡張を行うことで、従来通りの高性能なミリ波測定を低コストで実現した。「EXA」シリーズは、多機能で拡張性が高く、多様な測定アプリケーションを提供。アップグレードも容易で、重量が軽く持ち運びでき、航空・宇宙・防衛や無線通信のバックボーンにおけるミリ波アプリケーションに最適となっている。
「EXA」シリーズは、感度(–140dBm/Hz未満、Vバンド全体、Agilent M1970Vスマート・ミキサ併用時)に優れ、スプリアスや高調波の正確な測定が可能となる。優れた位相雑音性能(代表値-106dBc/Hz(10kHzオフセット、1GHzキャリア信号の時))を実現する他、ミリ波デバイスの設計や検証において厳しい測定要求にも対応する。
「EXA」シリーズは、シグナル・アナライザ「X」シリーズに含まれ、10Hz~44GHzの周波数帯に対応する。また、携帯電話、ワイヤレス・ネットワーク、デジタル・ビデオなどの測定に向けて、25以上のアプリケーションが提供されている。
参考価格は税抜きで、32GHzモデルが405万1840円から。44GHzモデルが 571万2950円から。すでに販売を開始している。
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