米Panicは21日 (現地時間)、Mac用Web開発ソフトウエアの新版「Coda 2」と、iPadアプリ「Diet Coda」を発表した。リリース予定日は5月24日で、価格(米国)はCoda 2が99ドル、Diet Codaが19.99ドル。発売開始から24時間は半額で提供するという。

エディター、ターミナル、CSSエディター、FTPツールなどWeb開発に必要なツールを1つにまとめたCoda。バージョン2では、コードの折りたたみ、カスタム変数やファンクションのオートコンプリート、パスバーからの関連ファイル閲覧、GUIでデータベースを管理できるMySQLエディターなど、過去5年間でユーザーから寄せられた数々の要望に応えた。視覚的に内容を伝えるビジュアルタブ、Dock機能でツールをカスタマイズできるサイドバーなど、新しいユーザーインターフェイスが作業効率を高める。またサイトやクリップのiCloud同期など、最新サービスにも対応している。

上部にビジュアルタブ、パスバーをクリックして関連ファイルを確認できる。

Coda 2のプロジェクトはAirPreviewという機能を使って、ワイアレス経由でiPadアプリのDiet Codaでプレビューすることが可能。Diet Codaは、シンタックス・ハイライト、リモート編集機能(FTPまたはSFTPサーバ上のファイル)、クリップなどの機能を備える。またPanicのSSHターミナルアプリ「Prompt」を内蔵しており、SSHクライアントとしても機能する。

Air Previewを使ってiPadでプロジェクトをプレビュー