Twitter

Twitterは17日(米国時間)、第三者によるオンライン追跡を拒否する機能「Do Not Track」をサポートすることを発表した。「Do Not Track」(DNT)は2010年の12月に米連邦取引委員会(FTC)によって発表された個人のプライバシー保護に関する枠組みで、ユーザがブラウザの設定によって個人情報の取り扱いを制御できるようにすることをベースとしている。

DNTはすでにFirefox5以降、Internet Explorer 9以降、Safari5.1以降で実装されており、機能を有効にするオプションが用意されている。Chromeはまだ標準でサポートしていないが、2012年内には機能の導入することを計画しており、現状ではサードパーティ製の拡張機能を導入することで利用できる。Operaも次期リリースであるOpera 12でDNTをサポートする。

DNTはブラウザ側で設定するが、サイト側でも対応している必要がある。サイト側ではすでにYahoo、Microsoft、Googleなど主要なオンライン企業が対応を発表している。今回Twitterが対応したことでDNTをサポートする大手オンライン企業がまたひとつ増えたことになる。