女優の小雪と俳優の椎名桔平が16日、都内のスタジオで行われた映画『スノーホワイト』の公開アフレコ収録に臨んだ。

映画『スノーホワイト』のアフレコ収録に臨んだ椎名桔平(左)と小雪 拡大画像を見る

本作は、世代を超えて世界中の人々から愛されている名作グリム童話『白雪姫』をベースに、新進気鋭監督のルパート・サンダース監督が、これまでの白雪姫のイメージを一新させたアクション・アドベンチャー大作。オスカー女優のシャーリーズ・セロン演じる悪の女王ラヴァンナに小雪、主人公のスノーホワイトを支えるハンターに椎名桔平が、それぞれ日本語の吹き替えを担当する。

夫である松山ケンイチとの間に第1子となる男の子を今年1月5日に出産し、声優業ながらも本作が本格的な仕事復帰作となる小雪。この日は椎名とともにアフレコ収録に臨み、有名なセリフ「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?」を披露した。実写版でのアフレコは初めてという小雪は「言語として日本語と英語が違うので、難しさを感じています」と苦労している様子だが、「そういう難しさに出会えることはやりがいがあることで、勉強になってます」と前向き。久し振りに会ったという椎名とは"赤ちゃんトーク"をしているそうで、椎名は「子育てのアドバイスをしましたよ」と話した。

悪女を演じるにあたって、夫・松山ケンイチからは「『今まであまりやったことのない役だから面白いんじゃないの?』と言ってましたね」という小雪。「実際にチャーリーズ・セロンさんがやられている女王さまは、抑揚があって喜怒哀楽のある役。やりがいがありますし、昨日は声が枯れるほど怒鳴るシーンがありました。凄く楽しんでやっています」と手応えのある役に充実しているようだった。映画『スノーホワイト』は、6月15日にTOHOシネマズ 日劇ほかで全国公開。