米Appleが現在開発を進めていると噂される次期iPhoneについて、従来までの3.5インチサイズのディスプレイを止め、より大型のものを採用する計画を立てていると、米Wall Street Journal (オンライン版)が5月16日(現地時間)に報じている。この大型ディスプレイパネルの生産は来月にもスタートする見込みで、そのサイズは少なくとも4インチクラスのものになるという。

これは関係者からの話を報じたもので、パネルメーカーには韓国LG Displayのほか、シャープ、先日発足したばかりのジャパンディスプレイなどが調達先として挙げられているという。現在、スマートフォンのディスプレイサイズの大型化が進んでおり、最新のハイエンド機では4.5インチ以上のものも珍しくない。もし報道が事実であれば、こうしたトレンドに合わせたものになるだろう。一方で、3.5インチの固定サイズを前提にiPhone向けの周辺機器やアプリを開発しているメーカーやデベロッパーらは、こうした変化に合わせて対応を迫られることになる。