NTTドコモは16日、Android 4.0搭載スマートフォン「AQUOS PHONE st SH-07D」(シャープ製)を発表した。約50時間の音楽再生に対応したミュージックプレーヤーを搭載し、本体側面に装備した再生キーで、即時での音楽再生が可能。6月の発売を予定している。

「AQUOS PHONE st SH-07D」

同製品は、約50時間の音楽再生に対応したミュージックプレーヤーを搭載したAndroid 4.0搭載のスマートフォン。本体側面に装備した再生キーで、すぐに音楽を楽しむことができる。シャープ独自の高音処理技術を採用しており、クリアな音質を実現しているという(イヤホン装着時のみ対応)。また、ワイヤレスで同期が可能な「MediaJet」に対応し、各種メディアファイルの転送がWi-Fi経由で行える。本体はラバー風の触感の塗装を採用し、メタリックフレームのコーナー部分にはストラップホールを装備している。

UIには、シャープとFrog Design Inc.が共同開発した「Feel UX」を採用し、ダイレクトトラッキング技術により、指への追従と滑らかなスクロールを実現。屋外などの周囲の環境が明るい状況でコントラスト調整して視認性を向上させる「アウトドアビュー」や、光の乱反射を防いで画面表示を行う「リフレクトバリアパネル」にも対応している。

ディスプレイは3.4インチのNewモバイルASV液晶(480×854ドット)を採用、カメラは約800万画素のCMOSカメラを搭載する。内蔵のROMは4GB、RAMは1GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)を利用可能。バッテリーの容量は1,520mAh。3G回線での最大連続通話時間は約340分。画面消灯時の余計な通信を自動で制御する「エコ技設定」機能を装備し、バッテリーの消費を抑えることができる。さらに、IPX5/IPX7等級の防水性能とIP5X等級の防塵性能を備えている。また、おくだけ充電、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信に対応。そのほか、伝言メモ機能や、英和・和英辞典、歩数計などが利用できる「SHツール」を搭載。シャープ独自の文字入力や辞書活用のための「文辞技」やタッチ入力をスムーズにするキー拡大機能にも対応している。

サイズは約54(W)×107(H)×11.9(D)mm、重量は約108g。カラーはLIME、RED、BLACKの3色を用意している。

(記事提供: AndroWire編集部)