Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

遠隔地からネットワークを介して安全にリモートシステムにログインして操作する場合において、もっとも利用されている通信技術のひとつに「Secure Shell」(SSH)がある。SSHは暗号通信や認証技術を使用して安全にネットワーク通信を行うプロトコル。サーバ/クライアント方式となっており、SSHサーバが動作している環境であればリモートからSSHクライアントを使用してアクセスできる。

SSHクライアントとして様々なソフトウェアが開発されており、OpenSSHやPuTTY、Tera Termなどがある。もちろんこれらクライアントを使用してもよいが、ブラウザからSSH接続できるツールが存在する。それがChromeの拡張機能として開発されている「Secure Shell」だ。

拡張機能「Secure Shell」をインストールするとタブにアイコンが表示される

拡張機能「Secure Shell」の動作画面 その1

拡張機能「Secure Shell」の動作画面 その2

拡張機能「Secure Shell」の動作画面 その3

「Secure Shell」拡張機能は、Htermというxterm互換の端末エミュレータとChrome用のスタンドアロンsshクライアントで構成されている。外部のプロキシを使用せず、SSHサーバに直接接続するネイティブクライアントを使用しているという。Htermは現在開発中で、一部欠けている機能や既知のバグが存在するとしている。