「岩下の新しょうが」や「岩下のピリ辛らっきょう」など酢漬けカテゴリーの商品で知られる岩下食品は、6月6日を日本記念日協会認定の「らっきょうの日」に制定した。同社では今後、広く「らっきょうの日」をアピールすべく、「らっきょう」の無料配布や式典、カレーとの想起づくりなどのキャンペーンを行う。

旬の「らっきょう」の美味しさをPR-「6月6日は“らっきょうの日”」キャンペーン

いま、なぜ「らっきょうの日」なのか?

かつて、カレーの付合わせといえば、福神漬けに次いで「らっきょう」を想起する人は多くいた。しかし同社の調査によると、カレーの付合わせとしての「らっきょう」の出番は年々減少してきており、特に年代が若くなるにつれて、何も付けない人が増えてきているという。また、生活者が日常の生活において、「らっきょう」を話題にしたり、思い出したりすることが少なく、「らっきょう」が忘れられてきているのが現状だと分析している。

同社は、「らっきょう」をよく知るメーカーとしてこの状況を真摯に受け止め、旬のおいしい「らっきょう」を、再び、より多くの人が知って楽しんで、暮らしの中に役立ててもらいたいと考え、6月6日を「らっきょうの日」と制定した。6月が「らっきょう」の旬であることと併せ、漢字の「六」が、根菜の「らっきょう」が土の中でじっくりと育っていく姿をイメージさせ、さらに数字の「66」が「らっきょう」が2粒並んだカタチに似ていることから、6月6日を選んだという。

「らっきょうの日」キャンペーン概要

■6月6日に式典を実施
同社は、「らっきょうの日」当日に、この一年間に一番売れた「らっきょう」である、「岩下のピリ辛らっきょう」を明治神宮へ奉納し、感謝の意を表すと共に、「らっきょう」ユーザーの健康と健やかな生活を祈願する式典を行う。

■「らっきょう」を無料配布
同社では、若い世代の酸味に対する嗜好の変化から、酸っぱさが理由で「らっきょう」から離れていた人たちに向けて、この春、ツンとせずに食べやすい「おいしいらっきょう」を発売。「らっきょうの日」と合わせて、同商品を多くの人に知ってもらうため、総数1万2,000個の街頭無料配布を実施。

<無料配布概要>
・5月23日(水):JR大宮駅前 12:00~18:00
・5月24日(木):JR新宿駅前 12:00~18:00
・5月29日(火):近鉄名古屋駅前 12:00~18:00
※各会場、4,000個の無料配布を実施。サンプルがなくなり次第、終了。
※雨天時、延期の場合あり。

■父の日「おつカレー」店頭展開
「日頃の感謝の気持ちを込めて、カレーに『らっきょう』を愛の数だけ添えて“おつカレー"を伝えよう」をテーマに、父の日に「おつカレー」を展開。ビタミンB1が豊富な豚肉を使ったポークカレーと「らっきょう」の付合わせの想起づくりを進める。

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