トリップアドバイザーでは、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「トリップグラフィックス」の第31回として、5月21日の朝に日本各地で観測できる日食にあわせ、世界日食観察マップを公開した。

世界日食観察マップ

5月21日に日本各地で観測できる日食は、1987年9月23日に沖縄本島などで見られた金環日食以来。日食は、月が太陽の手前を横切ることで、太陽の一部または全部が隠れてしまうために起こる現象で、中でも皆既日食や金環日食はとても狭い範囲でしか観測することができないとても貴重な現象である。5月21日には、日本全国で部分日食が観測できるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広範囲で金環日食を見ることができる。

日本では、この日食以後、次に観測できるのは18年後の2030年となる。しかし、世界に出れば今後もさまざまな地域で日食を観測することが可能。例えば、11月14日には皆既日食、2013年5月10日には金環日食が、オーストラリアや太平洋上の国など、日本からアクセスしやすい地域で観測できる。

このほど公開された「世界日食観察マップ(2012-2025)」は5月21日の金環日食以降、2025年までに見られる世界中の日食(部分日食は除く)を網羅したツール。2025年までに世界各地で展開される日食が一目でわかるため、観測ツアーの計画作りに役立てることができる。詳細情報は世界日食観察マップまで。

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